欧州連合国通貨「ユーロ(EUR)」
現在ユーロを使用している国はEU加盟16ヶ国、EU加盟国以外は7ヶ国だワン。紙幣は平等を規するため、架空の建物などのイラストが書かれているんだワン。
EUの概況
EUの金融政策は、欧州中央銀行(ECB)と、各国の中央銀行からなる欧州中央銀行制度によって決定されるワン。欧州中央銀行と欧州中央銀行制度は将来的に統一した金融政策の実施を目標としていて、そのために必要となるのが統一通貨なんだワン。ユーロはこうした理念の下に生まれたんだ。2010年3月現在、EU加盟国でユーロ通貨を利用している国は16カ国、加盟国以外で7カ国なんだワン。
現在、EU加盟国全体の人口、GDPは、日本を大きく上回り、政治・経済などの面でも米国を脅かす存在に成長してきているワン。
不安定材料としては、複数の国家連合体のため加盟国間でも経済格差は大きく、ドイツ・フランス・スペイン・イタリアの4カ国がユーロ通貨参加国のGDPの大半を担っていることだワン。また通貨使用に向けて動いている加盟国、またEU加盟候補国の存在もあり、将来的に流動的な部分が多いことも理解しておいた方がいいワン。
米ドルと反対の動きになりやすい
1992年に誕生した新しい通貨として、現在23カ国が導入しているワン。「第二の基軸通貨」と呼ばれ米ドルに次ぐ取引規模を誇るワン。テロなどでドルが売られた時の「避難通貨」として買われる事が多いのも特徴だワン。ドルと反対の動きになりやすいので、逆相関としてドル/円とユーロ/円を持つなどもひとつの方法だワン。
ユーロ円、ユーロドルの為替推移
1999年から登場したユーロは2000年には一時期100円を切るも、その後は円安ユーロ高の上昇トレンドが続いているワン。ユーロは米ドルに対しても同様、長期的なユーロ高が続いているワン。
ユーロの経済状況
ユーロ圏の経済は景気対策などの効果により緩やかな回復傾向が続いているワン。しかし労働市場はまだ厳しい状況です。家計の経済の悪化が景気に悪影響を与える懸念があるワン。
ユーロ通貨は導入国が増える可能性がある一方、ギリシャの債務問題など様々な課題が出ているんだワン。例えば導入国間の経済格差。各国の財政状況が異なるので単一通貨としての信用力が不安視されているワン。2009年財政赤字は前年比約3倍(GDP比7%)へ拡大し、この状況は2010年も続くと予想されます。今後のEU各国の対応が注目だワン。
ユーロの相場が動く時間
ユーロの相場が動くのは東京市場が終わりロンドン市場が始まる時間帯に動きが活発になるワン。ユーロは米ドル同様世界で流動性が高い通貨だワン。なので欧米のニュースや経済指標に敏感に反応するワン。
欧州連合(ユーロ)基礎データ
通貨 | ユーロ(EUR) |
---|---|
金利 | 1.00% |
通貨/為替レート | 1ユーロ=166.57円(2008年7月1日) |
人口 | 4.97億人 |
加盟国業 | 27ヶ国 ベルギー、ブルガリア、チェコ、デンマーク、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド、スウェーデン、英国 |
貿易総額(EU27か国) | 輸出:1兆3,091億ユーロ(2008年、EU域外) 輸入:1兆5,584億ユーロ(2008年、EU域外) |
主要貿易相手国・地域(2008年) | 輸出:米国(19%)、ロシア(8%)、スイス(8%)、中国(6%)、トルコ(4%)、ノルウェー(3%)、日本(3%) 輸入:中国(16%)、米国(12%)、ロシア(11%)、ノルウェー(6%)、スイス(5%)、日本(5%)、トルコ(3%) |
ユーロ/円からFX会社を選ぶ
- スプレッド原則固定が熱い! DMM FX
- 米ドル/円を始めスプレッドは驚愕の原則固定。とにかく取引環境の良さが魅力的。メイン通貨の運用に最適。キャッシュバックキャンペーンもあります。
スプレッド | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | 英ポンド/円 | |
---|---|---|---|---|---|
0.2銭原則固定 | 0.5銭原則固定 | 0.6銭原則固定 | 0.9銭原則固定 | ||
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | 通貨ペア数 | ||
0.7銭原則固定 | 0.6銭原則固定 | 0.8銭原則固定 | 21 | ||
手数料 | レバレッジ | 約定率 | 約定スピード | スリッページ | |
0円 | 最大25倍 | − | − | − |