鉱工業生産指数とは何ですか
鉱工業生産指数(Industrial Production Index)はFRBが毎月翌月14-17日(中旬頃)に発表します。製造業部門の生産動向を指数化したもの。景気全般との関係は深い。
鉱工業部門の生産動向を指数化したもの。景気全般との関係が深いが、GPDと比較して、振幅が激しい。GDPが四半期毎の発表なのに対し、毎月発表されるため、景気実態を把握する際の先行指標として注目される。また、当該月の鉱工業生産指数が発表された時点で過去3ヶ月分のデータが改訂され、当該月の数字と一緒に発表さる。
米経済に占める製造業の割合は2割程度であるが、景気循環の始まりは製造業部門であるため、注意が必要。特に、自動車等の耐久財のウェイトが大きい。同時に発表される設備稼働率(Capacity Utilization)も設備投資・インフレの先行指標として重要。稼働率が上昇すると設備の不足感が高まるため設備投資に対する先行性がある。一般に、稼働率が83%を超えると投資が活発化すると言われる。また、景気回復初期段階では、稼働率上昇が物価安定要因となるため、インフレ指標としても参考になる。
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他にもよく見られている経済指標です。
- 設備稼働率
- 設備稼働率(Capacity Utilization)はFRBが毎月翌月中旬に鉱工業生産と同時に発表します。生産能力に対する実際の生産量の比率。83%を超えると投資が活発化すると見られている。
- 国内総生産GDP
- 国内総生産GDP(Gross Domestic Product)は商務省経済分析局が四半期毎に毎月21-30日(下旬)、速報値=1・4・7・10月、暫定値=2・5・8・11月、確定値=3・6・9・12月を発表します。
- 連邦公開市場委員会FOMC
- 連邦公開市場委員会FOMC(Federal Reserve Open Market Committee)はFRB連邦準備制度(Federal Reserve System)が不定期にFOMCは約6週間ごとに年8回、毎週火曜日(2日間の場合は火・水)に開催2004年12月14日から、政策決定日の3週間後に議事録の公開します。
- 完全失業率
- 完全失業率(Unemployment Rate)は総務省(統計局統計調査部労働人口統計室)が原則調査月の翌月末に発表します。完全失業者とは仕事を探しているにも関わらず仕事がない状況であり、基本的に収入がないこと。個人消費の動向を間接的に調査できる指標です。
- 第三次産業活動指数
- 第三次産業活動指数は経済産業省が毎月20日頃に発表します。経済産業省が1978年10月から公表している。経済に占める第三次産業の割合は6割超となっており、次第にシェアを高める傾向にある。
- フィラデルフィア連銀指数
- フィラデルフィア連銀指数(The Federal Reserve Bank of Philadelphia = Economic Activity Indexes)はフィラデルフィア連邦銀行が毎月当月分のデータを第3木曜日(中旬頃)に発表します。製造業の景況感を把握するために利用される。
- 卸売物価指数
- 卸売物価指数(WPI=Wholesale Price Index)は日本銀行(調査統計局物価統計課)が月間指数=原則翌月の第6営業日、旬間指数=原則翌旬の第5営業日、年(年度)平均指数=12月(3月)の月間指数公表時に発表されます。
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スプレッド | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | 英ポンド/円 | |
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0.9銭原則固定 | 1.9銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 3.4銭原則固定 | ||
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | 通貨ペア数 | ||
3.6銭原則固定 | 3.1銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 24 | ||
手数料 | レバレッジ | 約定率 | 約定スピード | スリッページ | |
0円 | 最大25倍 | − | − | 自分で設定可能 |