卸売物価指数とは何ですか
卸売物価指数(WPI=Wholesale Price Index)は日本銀行(調査統計局物価統計課)が月間指数=原則翌月の第6営業日、旬間指数=原則翌旬の第5営業日、年(年度)平均指数=12月(3月)の月間指数公表時に発表されます。卸売物価指数は企業間で取引される財(サービスは除く)の価格変動を見ることができる。
卸売物価指数は、大きく3つに分かれる。
- 「国内卸売物価指数」
国内市場向けの国内品卸売物価の動向を捉える。 - 「輸出物価指数」及び「輸入物価指数」
輸出入品の物価変動を捉える。 - 「総合卸売物価指数」
1と2を統合したもの。
この指数は、1997年の消費税引き上げによる異常値を除けば、ほぼ前月比▲0.5%から0.3%のレンジで安定推移している。卸売物価指数は海外の物価動向に敏感に反応するため、消費者物価指数におよそ半年の先行性がある。また、国際商品市況、為替動向にも直接影響を受けるため、消費者物価指数よりも変動が大きい。利用方法としては、為替相場変動などによる輸入物価の変動や景気の過熱による素材価格の上昇、景気冷え込みによる素材価格の下落を分析することにより、景気の先行きを予測することが可能である。
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他にもよく見られている経済指標です。
- ユーロ圏内総生産GDP
- ユーロ圏内総生産GDP(Gross Domestic Product)はEU統計局(ユーロスタット)が四半期毎(基本的に1・3・7・10月初旬)に発表します。
- 消費者信頼感指数CCI
- 消費者信頼感指数CCI(The Conference Board’s Consumer Confidence Index)はCB(コンファレンス・ボード)が毎月25日から月末に前月分が発表します。現在と将来に対する消費者のマインド、個人消費動向を把握する際に利用される。
- 新築住宅販売高
- 新築住宅販売高(New Home Sales)は商務省センサス局が毎月前月分を28日から翌月4日に発表します。景気トレンドに対して最も先行性が高いと言われる指標の一つ。
- 国内総生産GDP
- 国内総生産GDP(Gross Domestic Product)は商務省経済分析局が四半期毎に毎月21-30日(下旬)、速報値=1・4・7・10月、暫定値=2・5・8・11月、確定値=3・6・9・12月を発表します。
- ニューヨーク地区連銀指数
- ニューヨーク地区連銀指数(Empire State Manufacturing Survey)はニューヨーク地区連邦銀行が当月分を毎月15日(第3週)に発表します。新規受注や雇用が重視される。
- ISM指数
- ISM指数(Manufacturing ISM Report on Business)はISM(米サプライ管理公社)が毎月翌月の第1営業日に発表します。企業のセンチメントを反映して景気転換の先行指標。主要経済指標の中で最も早く発表されることから市場の注目度は極めて高い。
- 景気動向指数
- 景気動向指数(Index of Leading Economic Indicators)は内閣府(経済社会総合研究所)が毎月上旬に発表します。景気の現状把握及び将来を予測するために作られる総合的な指標。
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スプレッド | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | 英ポンド/円 | |
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0.9銭原則固定 | 1.9銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 3.4銭原則固定 | ||
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | 通貨ペア数 | ||
3.6銭原則固定 | 3.1銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 24 | ||
手数料 | レバレッジ | 約定率 | 約定スピード | スリッページ | |
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