ユーロ圏内総生産GDPとは何ですか
ユーロ圏内総生産GDP(Gross Domestic Product)はEU統計局(ユーロスタット)が四半期毎(基本的に1・3・7・10月初旬)に発表します。一つの国の統計ではないので通常のGDPと比べて構成要素が多少異なるが、GDPの増減を日本や米国などの統計と問題なく比較、検討できる。
GDPの構成要素は収入部分の要素として給与の総支給額、企業の生産活動の結果生じた利益と損失、税金関連費用の合計の数字を計上。また、支出部門では家計最終消費支出、政府最終消費支出、固定資本形成、在庫増減などのデータが含まれる。
外国為替市場におけるユーロ相場への影響も小さくない。GDPの高い伸びは個人消費の堅調さを示し、企業の設備投資規模が拡大する一因となる。ただし ECBはインフレ率を意識しているが、GDPの伸びが必ずしもインフレ率を高めている訳ではないので、直ちに金利引き締めに動く材料にはなり難い。GDP の安定した伸びが金融政策の柔軟性をより高める効果を持つと考えられる。
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他にもよく見られている経済指標です。
- 雇用統計
- 雇用統計(Job Report)は労働省労働統計局が毎月翌月第1週の金曜日に発表します。経済政策変更のきっかけとなる事が多い。非農業部門就業者数の増減が重要。
- 耐久財受注高
- 耐久財受注高(Durable Goods Manufacture’s Orders)は商務省センサス局が毎月翌月後半(20日前後)に発表します。設備投資の先行指標とされる。
- 消費者物価指数CPI
- 消費者物価指数CPI(Consumer Price Index)は労働省労働統計局が毎月前月分を翌月の第3週目(毎月15日前後)に発表します。インフレに関する最重要指標。金融政策への影響は大きい。
- マネタリーベース
- マネタリーベースは日本銀行が毎月第2営業日に発表されます。マネタリーベースは中央銀行通貨と呼ばれ、中央銀行は負債としての現金通貨を供給する。
- 失業率
- 失業率(Job Report)はドイツ連邦雇用庁(Bundesagentur fur Arbeit)が毎月末に発表されます。1991年の東西統合後、失業率の増加(東西格差の影響)に悩まされている。
- マネーサプライ
- マネーサプライ(Money Supply)は日本銀行(調査統計局経済統計課)が速報=翌月第6営業日(3,9月分は翌月第8営業日)、確報=M1,M2+CDは翌々月の第6営業日(2,8月分は翌々月第8営業日)、確報=M3+CDは翌年度8月の第6営業日、広義流動性=翌年度8月の第6営業日に発表します。
- 輸入物価指数
- 輸入物価指数(Import Price Index)は労働省労働統計局が毎月翌月下旬に発表します。インフレ動向の先行指標。2000年を100として、輸入時点での物価水準をインデックス化。約2,000の企業と4,000の物品が対象。
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スプレッド | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | 英ポンド/円 | |
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0.9銭原則固定 | 1.9銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 3.4銭原則固定 | ||
NZドル/円 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | 通貨ペア数 | ||
3.6銭原則固定 | 3.1銭原則固定 | 3.2銭原則固定 | 24 | ||
手数料 | レバレッジ | 約定率 | 約定スピード | スリッページ | |
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